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経営革新計画の進め方【申請前~承認まで】

経営革新計画

経営革新計画の申請を考えていますが、進め方はどうすればいいのでしょうか?

一連の流れ・スケジュールを教えていただきたいです。

福岡市で補助金を専門に扱っています、行政書士の伊東です。

今回は経営革新計画の進め方について説明していきます。経営革新計画に明確な申請期限は定められていません。

しかし計画的に進めていかないと、審査開始が1か月先延ばしになったりしてしまいます。

今回の記事を読んで経営革新計画全般の流れをつかんで頂きたいと思います。

 

ちなみに前回は経営革新計画を申請するための要件を解説していますので、併せてご覧ください→経営革新計画を申請するための要件とは?

経営革新計画の進め方

それでは早速経営革新計画の進め方を紹介していきます。

事前準備

まず事前準備から始めましょう。事前準備なしには次に進めませんからね。何を準備すればいいかというと、

・自社の概要
・決算書(財務状況)
・新規事業の構想
・新商品or新サービスの企画構想

まずはこれだけでも考えて、ある程度まとめておきましょう。特に新規事業・新商品or新サービスの構想はマストです。

ただこの段階で、細かい数値までは考えておかなくても大丈夫です(もちろんザッとしたものがあれば良い)。

まずはここがスタートラインです。

事業計画の作成相談

事業構想をある程度考えたら、次は専門家へ相談をします。専門家って誰にと思うかもしれませんが、

  • 商工会議所の経営指導員
  • 行政書士

といったところに行くとよいです。

いずれかの専門家とともに事業計画を考えていくことになります。もちろん当事務所でも作成相談を受け付けていますよ。

この段階で、1通り事業計画書を作り上げます

経営革新計画策定指導員からの助言指導を受ける

専門家とともに事業計画書を作成したら、それをチェックしてもらわないといけません。経営革新計画策定指導員への依頼は、商工会議所へ行ってください。

もちろんあらかじめ商工会議所へ予約してから、行くようにしてくださいね。

この段階で事業計画書の内容が確定となります。

補正作業

策定指導員より改めて、事業計画の内容改善・記入事項の誤り等があった場合は補正を行う必要があります。

単純な記入ミスなんかをすると、その分だけ審査が遅くなってしまう可能性があるので確認して仕上げましょう。

事業計画書一式を提出

補正作業まで全て完了したら、お住いの管内の中小企業振興事務所に書類一式を郵送します。

詳しい郵送先は、経営革新計画 郵送 〇県〇市と調べると出てきます。

ちなみに福岡市内の事業者さんは、吉塚にある福岡中小企業振興事務所に郵送です。

書類郵送の注意点

1番大事な注意点があります。それは、

毎月25日までに書類が郵送先に届かないと、審査が翌月にまわってしまう

という点です。例を挙げます。

  • 11/20日に郵送する→11/25日までには到着するので、11月中に審査される
  • 11/25日に郵送する→11/25日を過ぎて到着するので、12月中の審査になる

25日過ぎての到着は無駄に1か月待つ必要があるので、注意してください。

審査・承認・結果発表

郵送後は各県の審査会で合否が決まり、合格であれば知事の承認を得ます。その結果が事業者さんの元に、合否関係なく書面で届きます

この書面の結果が承認となっていれば、いよいよ新事業開始となります。

経営革新計画の事業計画の作成相談承ります

経営革新計画の一連の流れを説明してきました。意外とすべきことが多くて、期日によって審査が遅れるというのがわかったと思います。

中々事業者さんだけで一連の流れを全うするのは難しいかもしれません。

そんなときは当事務所にご相談ください。事業計画書の作成からスケジュール管理まで承りますので、時間のロスなく進められますよ。

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